こんばんは、木ノ下コノキ(@kinoshitakonoki)です。
今夜は【人間の怖い話】第十一夜 旦那に触れられなくなった女 【前編】 - どろどろどろの後編をお送りします。
それでは早速どうぞ。
目次
旦那に触れられなくなった女
旦那さんとできなくなってしまったと言っていたSさんは、キスやぎゅっと抱きしめられることにも抵抗があると言っていた。
そして、数日が過ぎたある日
仕事場に、旦那さんが現れた。
Sさんがここ数日、家をあけて帰ってこない。
会社には来てるのか心配で来たと言っていた。
コノキと遊びに行くと言って家を出たまま帰って来ないというのだ。
まさか仕事場に来るとは思っていなかったSさんは出たくないというので、「今は仕事から手が離せないのあとでお電話します」と伝え、その時は帰ってもらった。
Sさんのここ数日
旦那さんが嫌いな訳じゃない
でも
あれから触ることも、触られることも無理!
顔も見せたくない。
ううん、もう見せられない。
あ、そっか!
顔合わせなきゃいいのか!
という結論になり...
単身赴任男のアパートに連日泊っているというのだ。
どうしてその発想になるの?
アホなの?
頭ん中お花畑なの?
旦那さんはSさんが家に帰って来ないと言っていたが、
実際には仕事が終わって、
- 家に帰る
- 着替えて男のアパートに行く
- 朝の準備して仕事に行く
という生活をしていたという。
「旦那さん、きっとSの浮気に気付いてるよね~?」
そう言って、頭を抱えているようだった。
出来ないということはそういうこと
Sさんは旦那さんとよりも、単身赴任男の方が良かったのだ。
優しくて楽しくて、ずっとそばにいたいと思っていた旦那さん。
だけど、あっちの相性はその男の方が良かった、と恥ずかしながらも教えてくれた。
そんなのよくある話。
大抵、不倫に燃える女性は「旦那さんよりも優しい」「旦那さんよりあっちの相性がいい」というのが相場だ。
Sさんは以前旦那さんについてこう話していた。
- お姫様扱いしてくれてる
- なんでも買ってくれる
- なんでもいいよと言ってくれる
と当時は喜んでいたが、
だがこれらは、ただの子ども扱いで 少し不満を持っていたらしい。
相手の男は
- 女性として扱ってくれる。
- 美味しいお酒・ごはん屋さんを知っている。
- 一緒にいると刺激を貰える、話してて楽しい、などなど
たぶん、今まで旦那さんにされたことのない女性としての扱いが彼女をそうさせたのかなと思う。
ま、だからといって不倫していい理由にはならないけどね。
探偵を使って、浮気は発覚とその後
いや、正直あの旦那さんがそこまでするとは思っていなかったんですけどね。
あの後、2回ほど会社に旦那さんが現れて、私からは何も出来ないから上司と話をしてもらって
(いやあ、今考えてもいろいろあり得ない)
その度に帰って貰ってを繰り返していたら、ある日
Sさんが仕事を休んだんですよ。
探偵使って相手の男のアパートとか会社とかすべて分かって、旦那さんが乗り込んで
慰謝料とかそういう話はあったか分からないけれど、もうSさんとは会わないようにってことで話が済んだらしいのですが
さすがSさんですね。
旦那さんにブチ切れて、泣きわめいて、今までの不満とか
ぜーんぶぶちまけて(あっちの話も)
旦那さんに別れるーーーーって言ってたのに、
ちょうどその頃旦那さんの転勤が決まって(転勤族)、今は他県で旦那さんと仲良く暮らしてるらしいですよ。
旦那さんも許したのかどうなのか知らないけど、
きっと奥さんのご機嫌取りをしてないと?いや、奥さんを女性扱いしてないと
またこっそり浮気をしてしまいますよ。
結果的に
周りを散々巻き込んでの不倫騒動。
ここまで、会社を巻き込んで不倫をした人はいなかったなー。
でも
この騒動がなかったら、Sさんは自分の持ってる不満に気付かず何にイライラしていたのかも分からず、周りに当たり散らしていたのかなって思う。
全部ぶちまけたことで、旦那さんも奥さんの気持ちを知れたし、最終的には仲良く?暮らせてるのなら良かったのかなとも思う。
おわり
管理人の諸事情により、勝手ではありますが
「どろどろどろ 」は今夜更新の記事をもちまして少しお休みします。
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