こんばんは、木ノ下コノキ(@kinoshitakonoki)です。
今回は【人間の怖い話】第七夜 初恋相手を旦那にした女【前編】 - どろどろどろの後編です。
ではさっそく、続きをどうぞ
初恋相手を旦那にした女【後編】
先輩のSさんと友だちのJさんの初顔合わせの日。
(コノキも含め)3人で食事することとなった。
話は盛り上がり、楽しい時間を過ごした。
Jさんがトイレに立った時、Sさんは嬉しそうに「かっこいいね ♪ 緊張して最初話せなかった。大丈夫だったかな?」とJさんを気にしているようだった。
しかし、JさんからSさんに連絡先を聞くこともなく、その場は終わった。
二度目の恋?
会社でのことだった。
Sさんがモヤモヤいっぱいな表情をしていた。
気になったので「Sさん、どうしたんですか?」と尋ねると、「ねー、コノキちゃん...私、気に入られなかったのかなぁ?」とやたら可愛らしい感じで聞いてくる。
普段からは考えられないほどに、おとなしめな。
コノキ 「えっとーー。それはJさんに?」
Sさん 「うん...Sのことは嫌いかな?ホントはその時言えば良かったんだけど、聞けなかった。Jさんの連絡先教えて貰えないかなー」
なんなんだ、ギャップ萌えしろということなのか。
本人の許可は取らなきゃということで、Jさんに連絡してみた。
「あ、そこは男の俺が聞くべきだったね、ごめん」と申し訳なさそうに返信してきた。
OKが出たので、Sさんに教えると先程までの浮かない顔が一変して、パッと明るくなった。
効果あり?
あれから二人はよくメールしてるようで、Sさんの機嫌は毎日良かった。
旦那さんに八つ当たりすることもなくなって、夫婦の仲はとても良好だと話していた。
しかし、今度はJさんからの苦情メールが入ってきた。
「ちょっとあの女、どうにかならない?」
不機嫌そうなのが文章で分かった。何があったのか聞くと、尋常じゃないメールの量が来るんだとか...。
家族と一緒にいる時はメール出来ないって話してあるのに送ってきて「どうして連絡してこないのか」怒ってるようなメールで恐いから今は全無視してると。
あれ?この感じはー........何処かで...?
旦那さんとJさんが逆転
Sさんは完全にJさんに恋していた。
私は前にSさんから旦那さんと付き合ったばかりの話を聞いたことがある。
彼女はどちらかと言えばストーカー気質で、当時はまだ彼氏だった旦那さんのアパートに押しかけ、ピンポン(チャイム)を押しても出てこなければ、夜中でも泣きながらドアをドンドン叩き、起こしてまで会っていたというエピソードを聞いた時には、背筋も凍ったものだった。
あれ?でもちょっと待って?
ふと疑問に思って、Jさんにメールしてみた。
コノキ 「ねえ、あれから二人で会ったりした?」
Jさん 「うん、待ち合わせしてうち(アパート)に呼んだ」
うん、待ち合わせしてうち(アパート)に呼んだ
\(^o^)/オワタ
そうだった、Jさん、単身赴任だもんね。女の子呼び放題だもんね。
まさかの...もう、そういう関係になってたパターン。(や、読んでる人はすでに思ってる)
Jさんの事だからそんなことだろうと思ったが、
Sさん、「好きの分散」方法、ちゃんと理解してなかったのか?
注意事項の中に体の関係はご法度って書かれているでしょう?
「好きの分散」は方法間違えると、こうなるんですよ。
「好きの分散」方法は徹底して取り組むべし!
もう一度復習しましょ。
分散するときの注意事項
◆好きな人はいつでも一番上の存在。
◆その人への想いを分散させるための男性との男女の関係は絶対にご法度。
◆分散させる相手には「好きな人(彼氏や旦那さん)」がいることをきちんと伝える。
これさえ守れば、「好きの分散」は可能となります。
その後二人はどうなった?
「好きの分散」どころか、「不倫」にまで発展してしまった二人だったが、Sさんの執拗なメールのせいで、すべてが無くなった。
無視されてるのが分かったのか、Sさんはしばらく経ってから諦めたようだった。
おわり
では、また!
女の怖い話まだあります
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