こんばんは、木ノ下コノキ(@kinoshitakonoki)です。
今夜のお話は、コノキがもっともトラウマになった話です。ストーカーと一言でいうけれど、これはもっと別の犯罪のお話です。
少し衝撃的な内容も含まれますので、苦手な方はここで引き返すようよろしくお願いします。
では、話していきますね。
過去に3回もストーカーに遭った話。【CASE2】監禁
前回、あんなことがあったのにも関わらず、懲りずにネットで知り合うコノキ。
この日はお茶をしに行こうと誘われ、自分のアパートの近所で待ち合わせをして相手の車に乗り込んだ。
お相手は老人ホームなど介護系の施設をいくつも設立している会社の社長さん(以下S)。
今では当たり前になっている、「初対面は二人になるような場所に行かない」「相手の車に乗らない」ですが、危機感は全く無い私にはこの2つの両方を普通にしていました。
車に乗り込むと、Sは「思った通りの人だね」となんだか嬉しそうに車を走らせた。
「今日はどうしても連れていきたい場所があるんだ。」というSに私は「何処に行くの?」と聞いた。
「まだ内緒」と言ってSは何も教えてはくれない。
途中、高速に乗り不安になった。
また「どこに向かってるの?」と聞いても「内緒」というばかりで、何も教えてはくれなかった。
そして県境をすぎた。
どこに連れて行かれるの?
とある住宅街に入っていった。
ある一軒家に車は止められ「ここ俺んち」と言い、
「え?なんで家?」と驚いて言葉にするが、「うちの方が落ち着く」と言うので
「そんな話聞いてない、話とちがう帰りたい」というと「無理だよ」「騒ぐと人が来る」と私の腕を掴み、家に入った。
半ば強引に入らされたその家のリビングは、無駄に広かった。
ひとり暮らしには十分すぎる広さだった。
その部屋にはモノが溢れ、ゴミが溜まり、何か異様な空気が漂っていた。
「そこに座って」と言われるがまま、リビングの無駄に大きなテーブルについた。
Sは去年離婚をしたそうだ。
奥さんに逃げられたようだった。
こどもが好きなSとコーヒー
Sは私のイラストのファンだった。
某SNSでイラストを載せていたころ、よくコメントをくれる人だった。
私の中では「いい人」だった。
Sが少し仕事をするというので、紙とペンを渡され女の子の絵を描いていた。
当時は女の子の絵を良く描いていた。どちらかといえばロリータ系の可愛らしい女の子の絵。
Sは何やらPCでの仕事をしていた。
時々こちらに話を振りながらコーヒーを淹れ、私に渡すとまた仕事に戻っていた。
ふと、SはPCを触る手を止め、こちらを向き私の様子をうかがっていた。
私は淹れてもらったコーヒーを飲み、また絵を描いていた。
すると
それを見たSは
「何それ可愛い!その子にスク水(スクール水着)着せてもいい?」と言うので描いてみた。
Sは大興奮して、急にこんな話をしてきた。
「俺、小学3年生くらいが一番好きなんだよねー」
「娘もソレくらいなのにヤバイよね(笑)」
え
なにこの人ヤバイ人?
ん?あれ?眠い.........。
あれ...?私、何していたんだっけ
目を覚ますとそこはさっきまでいたリビングとは違う部屋。
あれ?手が動かない。
手錠(おもちゃ?)でベッドに繋がれているようです。
周りを見渡すと、ロリータ系のHな本(雑誌や漫画なども)が山積みになっていた。
あれ?私...自分をよく見たら、体操着(上は半袖、下はブルマー)を着ているではないか!
なにこれ
そんなことを思っていると、Sが部屋に入ってきた。
「起きたかい?もう大変だったんだよ着替えさせるの」
「もうちょっと胸がペタンコだったら良かったんだけどねー」
と言いながら、私の靴下を片方だけ脱がせ満足そうに体を触り始めた。
※この先のことはこのブログごと消されてしまいそうなので、書くのを控えさせて頂きます。大体何があったかはご想像におまかせします。
そしてこの後、私はこの家にしばらく監禁される。
あの時、車に乗らなければ
あの時、家に入らなければ
あの時、コーヒーを飲まなければ
もう「あの時...」と後悔しても仕方ないのに。
監禁が4日目くらいになった頃、
どうにか帰りたかった私は、そう言えば明日、人と会う約束があったことを思い出して
「明日、人と会うから家に帰して!」と言ってみた。
答えはNOだったけど
「家にきて私がいなかったら不審に思って警察に行くかも知れない」と言ったら、表情が何か変わって「それなら仕方ない」とその夜、自宅に帰してくれた。(実際に自宅に送ってもらった訳ではないです)
本当はこの時、警察に行けば良かったのだと思う。
だけど、このことを誰にも知られたくなかった。
もうなにも思い出したくなかった。
このことは忘れようと、一人の友達にしか言ってない。
監視
それから数週間後、Sからまた連絡が来た。
「今、近所にいるんだよね。
今から会えない?お土産買ってきたんだよ」とメールが来た。
ツーリングが趣味と言っていたことを思い出した。
メールは無視したけど
その後も何度も何度もメールが届く。
「この辺かなー」
「君のアパート見つけたよ」
「○○棟の○階の○○号室でしょ?」
何故知ってるのか、見張られてるのか、
恐怖で
その後、引っ越しした。
さいごに
後悔
という言葉しか当てはまらない。
後悔しても仕方ない。
全部自分が悪い。
殺されなかっただけマシ。
このことがあって何度も自殺しようと思った。
突然思い出しては、何も出来なくなって
涙が止まらなくなって
半年くらい引きこもった。
仕事も辞めた。
実家の両親にも話せない、
会社の友達にも話してない、
本当に仲の良かった友達に話したら責められて(当然)
これ書きながらも涙が止まらない。
今更、後悔しても仕方ない。
自業自得。
そして私は言いたい。
もし、今、よく知らない人と会おうとしてるなら
本当にその人が信頼できるか考えて。
もし何かが起こっても、だれも助けられない。
自分しか自分の身は守れない。
よく考えて。
本当にその人、信頼できる?
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
こちらの話はメインブログ「難病女子の心の裏側日記」 から移行してきた話ですが、リライト(ほぼ書き直し)して載せています。
私自身、最近ブログを通じて知り合った人とプチオフ会としてですが二人きりで会っていますが、会うまでに結構濃い付き合いをしてると思うのです。
お相手の本名も知ってるし、メールや電話で濃い話を積んだからこそ会うことに不安はありませんでした。
女性は特に「会いたい」と言われることが多いと思います。
ですが私自身、よく分からない人とはメールはしませんし、誘われてもOKしません。
ちょっとでも怪しいと感じたら離れるのも大事なことです。
これはどうでもいいかも知れませんが
前回の最後に書いたコノキが嫌いになったものですが...
「巨漢」と言われるほどの太った人が本当に吐き気がするほど嫌いです。
監禁の犯人Sは相当な巨漢でした。
ある意味トラウマを蘇らせる嫌な存在です。
まあ、本当にどうでもいいんですけどね(失礼しました)
次回は
【人間の怖い話】第五夜 過去に3回もストーカーに遭った話 CASE3 をお送りいます。
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